未知の領域に、手探りで挑む。

SNSマーケティングを使った

集客プロジェクト。

プロジェクトストーリー/人材サービス事業・
自社採用プロジェクト

PROLOGUE

2020年10月、イーバリューにおいて人材サービス事業という新たな事業が始まりました。サービスの一つである学生向けイベントを開催する中で直面したのが、集客の難しさでした。SNSに活路を見出したものの、社内に知見がありません。そんな初めて尽くしの中で、SNSマーケティングを使った集客で成果を出した3名の若手社員に話を伺いました。

スキルも知識もない。
ゼロから始まったSNS広告運用。

2020年にスタートした人材サービス事業。立ち上げ当初は、企業と学生をマッチングする採用イベントを企画するも、学生の集客に苦戦していました。最初は若手社員からの紹介や、学生同士の口コミで集客をしていたものの、開催数が増えるにつれ限界を感じ、学生と親和性が高いSNSに可能性を見出します。学生の集客という部分で共通点の多いイーバリューの自社採用イベントへの集客も併せて広告を打つことに。社内にSNSマーケティングの知見がない中、人材サービス事業のプロジェクトメンバーから採用担当の経験がある吉田、デジタルやマーケティングに強みを持つ宮田、クリエイティブを担当する山口という若手3名が抜擢されました。

右も左も分からない中で始まったSNS広告の運用。当然、思うような結果は出ません。
宮田「どうして成果が出ないのか。現状分析するにも、そのスキルも知識もが3人にありませんでした」。
自分たちだけでは難しい。そう判断した結果、外部アドバイザーを交えて運用することに。しかし、何でも質問できる環境になったものの、分からないことが分からない。そんな悩ましい日々が続きました。
宮田「アドバイザーがいるとはいえ、画面の操作方法や基本的な内容は独学で身につけました。ただ、プロジェクトの進行スピードに合わせてインプットするのは想像以上に大変でした。僕の役割は、数字を元に次の施策を考えること。SNS広告を打った後にデータ分析をして、何をすればいいのかを決めます。僕の判断で次のアクションが決まるからこそ、責任は重大。見慣れない数字と格闘するのは楽しかったですが、難易度は高かったです」。

その一方で、クリエイティブを担当していた山口も別の難しさがあったといいます。
山口「SNS広告をクリックしてもらうために、どんなデザインにすればよいのかを日々考えていました。ターゲットに合った画像は何なのか。ターゲット本人をイメージした画像にしたり、話題になっているアニメの雰囲気を取り入れてみたりと、何回も検証しました。でもそうして時間をかけたものがボツになったり、メンバーからの厳しいフィードバックも多くて、自信がなくなることもありました」。

期待に応えたいから、
自ら考えて試していく。

難しかったのはSNS運用だけではありません。プロジェクト全体のマネジメントもしていた吉田は当時を振り返り、こう話します。
吉田「自分を含めて若手中心のプロジェクトだったので、打ち合わせでは話がブレたり、意見が合わず感情的になったりと、無駄に長いだけで結局何も決まらずに終わることもあり、進行自体に課題を感じていました。そこから会議自体のファシリテーションをしていくことを意識するようになりました。今まではやったことがなく、SNS広告自体の知識もなかったのですが、このプロジェクトを成功させていくためには挑戦しなければいけないと感じました」。

本来であれば、短時間でミーティングを終わらせたり、ミーティングの前に担当する成果物のクオリティを上げてくることは、イーバリューでは当たり前のこと。しかし、本プロジェクトは若手中心に構成されていたこともあり、うまくいかない部分が多々ありました。ありたい姿と現状とのギャップ。それは自分たちが一番感じていたと言います。
しかし、未経験の領域であっても、自分の役割を全うする。その原動力は、イーバリューの任せる文化にあります。任せてもらえたからこそ、期待に応えたい。そんな気持ちが自ら考え、試し、行動する力へと変わっていきます。
山口「最初は失敗もあって、みんなに判断を委ねたこともありました。でも任せてもらった以上、自分がやるしかない。最終的には、自分が“これで行きます!”と言えるまでに、自分自身でクオリティを上げられるようになりました」。
吉田「最初はミーティングに1時間以上も費やしていたのですが、どんどん短くなって、個別のコミュニケーションがあれば最終的には“ミーティング自体、要らないよね”というところまでいきました」。
任された分、期待に応えたい。そんな想いが若手たちを成長させていきました。そしてそれが次第に成果にも結びついていったのです。

より多くの学生に
イーバリューの価値観を届ける。

メンバーの成長は、やがて企業の成長にもつながります。
宮田「当初は“クリックされた、されなかった”という大まかな部分で判断したり、費用対効果が薄い施策が継続されたりしていましたが、今は違います。一人当たりのクリック単価がいくらか、この数値を下回ったら止めよう、といった数字への意識が高まり、施策を回すスピードが上がりました。こうした数字判断が一つのスタンダードになることで、自社の他のプロジェクトにもいい影響を与えていくのではないかと思います」。
また今後の展望として、今回のプロジェクトで得たノウハウを、学生向けイベントや企業向けサービスなど、自社採用以外にも活かしていくことを目指しています。さらにその先には、自分たちの利益だけではない、世の中への影響というものも見据えています。
吉田「人材サービス事業の観点でも、より多くの人たちに影響を与えられるようになれば、“こんな会社もあるんだ”、“大手だけじゃなくベンチャーも見てみよう”といった学生も出てくるはずです。SNSを通じてイーバリューに触れることで、学生の価値観を変えるきっかけになればいいなと考えています」。
イーバリューとしても初めての挑戦となった本プロジェクト。メンバー全員が模索しながら身につけた「自ら考え、試し、行動する力」は、今後の事業拡大に大きく関わっていくはずです。

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