学生の”本音”を反映したイヤーブック制作。部員のリクルートに貢献。

名城大学 アメリカンフットボール部 ゴールデンライオンズ様は、名城大学のクラブ活動をリードする強化指定の1つです。東海学生アメリカンフットボール1部リーグに所属し、2023年には、東海学生秋季リーグ戦1部リーグで21回目の優勝、全日本大学選手権へ5年ぶり8度目の出場をしています。

チームの強化のために重要な部員のリクルート活動。その際に候補の学生に見せるのがイヤーブックと言われる部活動のパンフレットです。今回は、このイヤーブックの制作について、ゴールデンライオンズコーチの津田 昌輝 様と事務局・コーディネーターの槇野 しず香 様にお話を伺いました。

 

部員の声をイヤーブックにより反映させて、
リクルートに活用したかった

もともとどのような課題がありましたか?
また、ご依頼いただくにあたって不安な点はありましたか?

 

津田コーチ:特に大きな課題はありませんでしたが、イヤーブックやその他の制作物についても、もう少し部員を巻き込んで、部員たちの意見や生の声を反映したイヤーブックにできればと思っていました。

 

槇野様:あとは、コロナウイルスの影響で経費削減が必要になって、もともと印刷会社へ依頼をして作成していたのを、部内での自主制作で一度行ったんです。その翌年にイーバリューさんからお話を伺ったと思います。経費の部分も踏まえて、今までの様々な角度からアメフト部についてアピールするものから、リクルートに特化した内容に変更したいと思っていました。

 

津田コーチ:部員からの紹介で吉田さんとお会いしたんですが、名城大学出身で、しかも同じグラウンドで練習をしている準硬式野球部だったということで、話しやすいなと思いました(笑)あとは、実績として準硬式野球部のPR動画も見せていただいて、「こういったものも作れたらいいな…」と思ったのを覚えています。

そこまで経費をかけられないので、限られたページ数の中で自分たちが求めているような内容にできるのかも懸念でした。あとは、依頼当初にはアメフト自体を未経験者が理解するのが難しいという点で、不安感はありました。

費用やページ数の部分については、打ち合わせの中で具体的にご提案いただき、イメージがつきました。アメフトの理解については、会場に来て、実際に試合を何度か見ていただいたこともあり、ギャップが埋まっていったように思います。

グラウンドや試合会場で空気感を共有しながら、
一緒に考えられた部員の本音が反映できたインタビューやQ&A

イヤーブックについては3年目のご依頼になりますが、
どういった点を評価していただいたのでしょうか?

 

槇野様:実際に、イヤーブックの作成を進めている中では、プランや方向性について投げかけたり、選択肢をいくつか提示していただけたりするので丁寧だなと思いました。あとは、「この件はどうでしたか?」とLINEなど小まめに確認していただけて、私たちも他にやることがたくさんある中で進めているため、非常にやりやすかったです。あとは、来ていただく予定だった試合に台風が迫ってきていて、もしかしたら中止になるかもしれない状況で、「応援したいです!」と濡れながら来てくれていたのは印象に残っています。

 

津田コーチ:試合会場やグラウンドで実際に部員の様子を見ながら、打ち合わせができる、足を運んでいただけるというのが非常にありがたかったです。実際の様子を、見てもらうのが一番だと思うので、そのような積み重ねで空気感を共有できました。チームの雰囲気や部員の様子を制作物に反映できたのもそのおかげだと思います。

 

槇野様:あとは、直接部員との意見交換をして、イヤーブックの中のQ&Aやインタビューを作成していただきました。私たちが編集したときの内容とは違う視点でまとめていただき、気づきも多かったです。

 

津田コーチ:コーチ・スタッフに話すとなると本音を言えないという部分もあると思います。我々スタッフの意見だけで作ってしまうのではなく、しっかりと部員から生の声を引き出して、それを反映してもらうのはイーバリューさんならではかと思います。

部員の意見を反映させたイヤーブックに効果を実感
3年目の次回は部員だけである程度つくれるようにしたい

リクルートの面での効果はいかがですか?

 

津田コーチ:イヤーブックが完成し、実際にリクルートの場で使用しています。監督や部長さんという観点ですと、スタッフや練習内容なども載せているので、練習の時間の把握や、スタッフの人数的にちゃんとした組織だということを理解していただけるようになりました。

学生については、どういう高校でどんなスポーツ経験があるかが気になる点だと思うので、そこを載せてもらっているのは大きいと思います。高校に訪問し、アメフト以外の部活動を回っているときには、そのページを見せます。他種目から転向する子は、様々な部活動出身者がいたり、自分と同じような経歴のメンバーがいたりすることが分かれば、ちょっとした不安が消えると思います。

また、協賛いただいている企業も載せているので、現役の部員たちも見てこんなにも応援してもらっていると、モチベーションの一つになると思います。

今年の分については、寮や学校生活の様子も載せているので、それでさらにどう変わるかを期待したいですね。

今後は、現在は私たち管理者の立場の者が間に入っているので、今後はイーバリューさんと部員たちだけで、ある程度できるようにしていきたいです。

 

 

津田コーチ・槇野様、事例掲載にご協力いただき、誠にありがとうございました。引き続き、部員の方々の生の声を反映した制作物をご提案していきます。

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