自社初のシステム開発プロジェクト
役割・立場を超えて一つの目標を追いかけた

Metsuketeのリリースまで

 

 

 

プロジェクトメンバーとそれぞれの役割

 

「自社でダイレクトリクルーティングシステムをつくったら?」がきっかけ

システム開発の始まりを教えてください

吉田:2021年の夏頃に社長から「ダイレクトリクルーティングシステムをつくったら?」とご依頼いただいたのが始まりです。
社長からは大手企業との差別化を考えなさいという課題をもらっていたのですが、何を特徴とするのかを考えるのは大変でしたね。
1案目のビジネスモデルを考え、社長に提案したところ「もう1案考えなさい。」と言われました。「これ以上どうするんだ?何かあるのか?」と思いながら、ひたすら考えていましたね。そんな毎日を過ごしていたある朝、ふと今のMetsuketeを思いついたんです。この案でいこうと決まったときは、嬉しさと同時に「自分たちでつくれるのか?」という思いでしたね。

 

 

▲当時、Metsuketeの案出しをしたホワイトボード

 

「ごめん。やっぱできなかったわ。」は許されないと思った

システムの方向性は決まり、開発者となる宮田へ話がいく。宮田はシステム開発のために、元々勉強していた言語とは違うプログラミング言語を一から学び直している。

今回システム開発を担当した宮田さんは当時どんな思いでしたか?

宮田:「かなり大きな目標が来た」と思いました。ワクワク感と同時に不安も大きかったですね。開発担当の僕がシステムをつくれなければ、そもそもサービスが提供できないので「ごめん。やっぱりできなかったわ。」というのは許されないと思いましたね。1年後の完成目標は「かなり頑張らないといけない…」という思いでした。

 

吉田さんは初めてのシステム企画に携わって、どうでしたか?

吉田:自分の中で考えている構想を、言語化して人に伝えることが難しかったですね。自分でプログラミングを学んで作った方が楽とさえ思いました。
実は、この落書きみたいな図が、最初にMetsuketeを図にしたものなんです。そもそもシステムを開発する前には、要件定義や画面遷移図といったものをつくる必要があるんですよね。その、要件定義をつくるための情報を、自分の頭の中から集めて整理して、開発に必要な情報としてまとめることは特に苦労しました。

 

▲当時、Metsuketeのアイデアを図にしたもの

 

体制が確立していない中、毎日夜まで模索しながら作業を進めた

開発作業はなんとか進むものの、学生向けの第一弾リリース予定日は迫ってきます。開発工程から、次はリリース前のシステムの品質をチェックするデバック工程へ。

それぞれが大変だった時期は、いつですか?

飴井:学生向けの第一弾のリリースのデバック作業は大変でしたね。そもそも、デバックが何なのか?というところからのスタートで、どんなところに気をつけて見ていけばいいのか?を先輩のデバックを見ながら必死に覚えていきました。
あと、デバック中にエラーが起こったときに、どの操作でエラーになったかを再現したり、何が原因でエラーになったかを言語化したりすることに苦労しましたね。

吉田:今までとは違って大変という意味だと、僕もデバック工程ですね。専門的な作業が多いので、僕は実働で動くわけではないですが、むしろ自分が動けないことに悶々としました。「みんな頑張って。頼んだ…!」としか言えずに歯がゆかったですね。

そんな中、吉田さんがメンバーへの関わりで工夫したことは何ですか?

吉田リリースの予定日はずらさずに、できるだけ気持ちよくやってもらおうと思っていました。2人からも「予定日のリリースはちょっと…無理じゃない?」という空気はひしひしと感じていたんですよね。でも、僕がそれを言ったら終わりだと思ったので、予定を絶対にずらさないことは意識していました。

宮田:確かにいい意味で変えないんだろうなと感じていました。もし、ここで期日を変えていたら、その後のスケジュールも予定通りには進まなかったと思います。そこに甘えてしまうというか。悪い癖がついてしまっていたと思います。

飴井:正直「いや、無理でしょ…。」と思いましたよ(笑)

 

宮田さんが大変だったと感じたことは何でしたか?

宮田:開発のスケジュールを、お客様への周知とあわせていくことが大変でしたね。9月にできますと伝えているのに、蓋を開けて「できませんでした。」とは言えないじゃないですか。

吉田:外堀が埋められている感じだよね(笑)

宮田:自分が使える時間は全部システム開発にあてて、ギリギリの中でやっていました。アイデアが出ずに手が止まったときは、自分のせいで間に合わなくなるかもしれないというプレッシャーを常に感じていました。

 

 

リーダー、開発担当、デバック担当
役割・立場を超えて一つの目標を目指した

本プロジェクトは、若手のメンバーで構成されていました。4年目のリーダーと、その同期の開発担当。プロジェクトで唯一の新人であるデバック担当。それぞれが役割も立場もまったく違う3名でした。そんな彼・彼女たちだからこそ、うまく進んだこともたくさんありました。

タイプ・役割・立場が違うメンバーがいる中で、ぶつかったことや良かったことはなんですか?

吉田:タイプの違いというより、みんなが追い込まれていたというのが正しいかもしれないです。
冷静に話せなくて「なんでそんな細かいこと言うの?」って思ったことも正直ありました。

飴井:私個人としては、ぶつかったことはなかったです。プロジェクトの中で唯一の後輩メンバーだったので、先輩方も気を使ってくださったのかもしれません。とはいえ、最初は自分の意見を言いづらかったんです。でも、私が少しでも疑問に思ったことを伝えると、みなさん手を止めて聞いてくださいました。そんな関わりが嬉しかったからこそ、何かあればすぐに発言できるようになりましたね。
あと、いい意味で後輩だからという感じがなかったです。一プロジェクトメンバーとして自分がやるべき範囲を割り振られていたので、自分が任されている分は絶対にこなす!ということは強く意識していましたね。

宮田:吉田は、仕組づくりや全体のマネジメントですね。行き詰まったときに相談すれば、必ず答えを出してくれるので頼りになると感じていました。
飴井はプロジェクトの中で唯一の後輩でしたが、必死にくらいついて頑張る飴井をみて、チームの雰囲気も柔らかくなったと思います。自分たちにはない視点で、システム改善のアイデアや意見をもらえたこともありがたかったです。

吉田:拘りが違うのがよかったですね。僕はスピード感、飴井は細かい部分に気づく力、宮田はプログラミングに対する拘り。それらが、各々の役割で発揮されていたと思います。
あとは、後輩の飴井がいるからこそ、雰囲気づくりに気をつけようと思いましたね。
それと、宮田とはプロジェクトの中で特に一緒にいる時間が長かったですが、いい意味で違う意見を言ってくれる存在でしたね。

 

 

みなさんが一丸になったと感じた瞬間はいつですか?

宮田:第一弾のリリース完了後に、デバックの振り返りミーティングをしたのですが、そのときのみんなは一丸だったんじゃないかと思います。

吉田:第一弾は、毎日夜遅くまで、かつ精神的にもギリギリの状態でのリリースだったので、全員がこのままじゃよくないのは分かっていました。第二弾の企業向けリリースのために、どうすればいいかを本気で考えましたね。

宮田:他にも、開発中「この機能どうしよう?」と悩んだとき、みんなに意見やアイデアを求めると、それぞれの意見をはっきり伝えてくれました。みんな自分事で考えてくれているんだと感じましたね。

 

「本当にお疲れ様」
その瞬間、堪えていた涙があふれてきた

プロジェクトの中でどんな瞬間が嬉しかったですか?

飴井:嬉しいとは少し違うのですが、企業・学生向けのすべてのリリースが完了したときは、リリースが間に合った安心感はありましたね。
それと少しだけ作業が終わった寂しさもありました。約1ヶ月間、毎日2時間ほどメンバーで集まってデバックをしていたので、もう今日で終わりなんだと思いました。

吉田:僕も、達成感や安心感が大きかったですね。嬉しかったエピソードだと、プロジェクトが完了した後に、社長とメンバーでお疲れ様会をしたんです。そこで社長から「新人の頃は、オフィスの観葉植物の管理すらできずに枯らしていたお前たちが、よく頑張ったな…。」とお伝えいただいたんです。そのときに「確かにそうだったな。ああ、頑張ってよかったなと思いましたね。」

僕は、第一弾の学生向けリリースの当日、別の仕事があり、どうしてもその場に立ち会うことができなかったんです。「リリースできたら電話して!」とみんなにお願いしていたのですが、中々電話が掛かってこず…。大丈夫かなと心配で仕方なかったんですけど、8時前に「できたよ!」と電話が掛かってきたときは嬉しすぎて泣きそうでした。
その時、一緒に仕事をしていた先輩から「本当にお疲れ様。」と言われた瞬間、堪えていた涙があふれてきました。

 

癇癪を起したこしたことも、チーム意識の大切さに気付いたきっかけ

プロジェクトを通じての学びはありましたか?

飴井:このプロジェクトに関わるまで、私の中のリーダー像は、全体を俯瞰して指示を出すだけで、あまり動くイメージはなかったんです。でも、今回は吉田さんが実働の業務に関しても、率先して動いてくださったからこそ、かなり厳しい目標の中でも全体の士気もあがったんじゃないかと思います。

宮田さんからは、諦めない姿勢を学びましたね。デバック中、宮田さんが自分の今の知識ではわからないことにぶつかったときに「ちょっと調べてみるわ」とすぐに動いていて。これは無理だと諦めずにどうやったらできるのか?と道を探されていたんです。
デバックとは別の業務をしている中でも「これどうしよう…」と思うときに、宮田さんを思い出して「絶対道はあるから諦めないぞ」と奮い立たされます。

宮田:納期絶対必達ということを痛感しました。Metsuketeは、何があっても遅れるという選択肢は許されなかったので、自分の仕事に求められるものが変わったと感じました。
それと、チームで進めているからこそ、僕だけがシステム開発に没入していてもダメだと学びましたね。

吉田:実は、第一弾のリリース直前に、宮田が癇癪を起こしたことがあったんですよね。
リリースのために必要な機能で、どうしても分からないところがでてきたんです。

吉田:あと2日しかなかったので、外部のエンジニアの方に「方法を聞いてみたら?」と伝えても「自分でつくりたい!」と聞く耳をもってくれず。最終的には、エンジニアの方に頼ってその件は解決しました。

宮田今となっては苦い思い出ですが(笑)その件があったからこそ、第二弾の企業向けの開発はチームを意識して、動けるようになったと思います。

 

人をどう変えるかではなく、それぞれの考え方を活かして動かすこと

プロジェクトを通じて変わったことはありますか?

吉田:僕自身は、このプロジェクトを通して、デバック工程に関してはマネジメント力がついたと思います。
目的に合わせて人を動かしていくことや、メンバーとの関わりを大事にしていくこと、僕がいるからこそ上手くいくみたいな部分がマネジメント力なんだと思いました。「人をどう変えるかではなく、それぞれの考え方を活かして、どう動かすかを考えるのがリーダーだよね」と社長からも言われていたので、そこは意識していました。
あとは、我慢が大事だとわかりました。僕は、間違っていないと思ったら率直に意見を伝えるタイプだったんです。

ただ、リーダーとして考えると、自分が正しいと思うことをそのまま伝えるのではなくて、状況や相手の気持ちを踏まえて、伝え方を変える必要があるんだと実感しました。「正しいだけじゃ、人は動かない」という言葉があるのですが、このプロジェクトを通してその意味が理解できたと思います。

 

 

Metsukete を使って、本当の意味で自分にあう企業に出会ってほしい

今後の展望はありますか?

吉田:まずは、新しい就活の形として、企業や学生にたくさん使ってほしいですね。よくある入社後のギャップで「入った後に違った。」というものは、企業のせいになりがちなのですが、それって企業のせいだけじゃなく、学生のせいでもあると思うんです。
自分自身がどういう人間か?自分のビジョンは?という自己理解ができてなくて、違っていたケースも多いんです。

だからこそ、Metsukete(ミツケテ)で自己理解を深めて、本当の意味で自分自身に合う企業に出会ってほしいと思っています。

 

 

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※開発当時のアプリからバージョンアップし、現在は『Metsukete Athlete(ミツケテ アスリート)』となっています。

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