人材サービスを提供しているイーバリューでは、企業の採用担当や就活生に対して、様々なサポートを行っています。その中の一つに、学生へ提供している「就活アドバイザリーサービス」というものがあります。
サービスの提供を始めてから1年間で約250名以上もの学生から相談をいただきました。なぜ、こんなに相談が多いのか?どんな秘密があるのか?を、人材紹介プロジェクトリーダーの吉田圭佑と、サービスを利用した学生にインタビューしています。
初めに、「就活アドバイザリーサービス」がどのようなものかを紹介します。サービスの内容をご確認いただくと、本記事の内容がよりイメージしていただきやすいかと思います。
【ポイント】
・就職活動全般に関してサポート
・サポート内容は就活相談や自己分析、自己PR相談、面接練習、ES添削等、企業紹介
・面談はオンライン、リアルどちらでも対応が可能
・時期は問わず受け付けている
時期は問わず、就職活動に関してサポートを行っています。基本的な就職活動の進め方や相談から、実践的な面接練習、企業紹介まで、様々な相談を受け付けています。
学生からは、どんな相談を受けますか?
「就活って何から始めればいいんですか?」「自己分析ってどうやるんですか?」といった就活の進め方に関する相談が多いですね。
最近では、学生の方から「就活で困っている友人の相談に乗ってもらえませんか?」「後輩の面接練習をお願いできませんか?」と、学生から別の学生さんを紹介されることが増えました。サポートした学生自らが「誰かに紹介したい。」と思ってくれるのは嬉しいですね。
「就活アドバイザリーサービス」を提供している中で、大変だったことは?
相談に来てくれたある学生さんから「面接が苦手で、そもそもコミュニケーションを取ること自体が嫌いです。」と面談で言われたときには、流石にどうアドバイスしていこうかなと思いましたね(笑)
学生自身、就活に対してやる気はあって、悩んでいたので私もできる限りのサポートをしました。何度も面接練習を行ったり、企業面接が終わった後にその子に合わせたフィードバックを行ったり、面談もたくさんしましたね。最終的には、内定を4つももらっていて、嬉しく思いました。
学生と接する際に、心がけていることは?
私の中で、特に2つ意識していることがあります。
1つは、学生自身の言葉で考えや想いを表現してもらうことです。例えば「いい会社に入りたいです!」と言う学生って多いんですよね。でも、人によって「いい会社」の定義は違うので、銀行や公務員のように一般的に安定志向の企業(職場)がいいと思う人もいれば、成果報酬で自分の売上によって給与が変わる企業を“いい会社”と思う人もいますよね。
だからこそ、自分で答えを出さないと入社後に「思っていたのと違った。」と、自分と企業の間にギャップが生じてしまいます。なので、面談では「〇〇君にとっての“いい会社”は、こういう会社なんだね。」と自身の言葉にできるまで深掘りをしています。
もう一つ意識していることが「学生を想って判断する」ことです。例えば、面接練習でも話が分かりづらければ、学生を想って率直にフィードバックを伝えています。学生からしたら、もしかして厳しいと思うことも、彼・彼女たちの今後の人生に必要なことであれば伝えることを選びます。
また、学生が自分に合った企業を、自ら選んでほしいと考えています。なので、話を聞いたうえで希望に合う企業を紹介できなければ、無理に勧めることはありません。人材紹介においても、学生のことを一切考えずに、とりあえず企業を紹介して内定させることは可能で、その方が利益は得られると思います。世の中にはそういった人材紹介会社もあるかもしれません。でも、僕はそれって違うと思うんですよね。
「就職活動」という人生を左右する重要な選択だからこそ、アドバス一つ、企業の紹介一つとっても、彼、彼女たちの人生に責任があることを常に考えています。
「人材紹介」「就活アドバイザリーサービス」を行っている中で、嬉しかったことは?
やはり、選考の結果を報告してくれるときは嬉しいですね。「〇〇受かりました!」「選考無事通りました!」と報告してくれます。中には、会社までわざわざ挨拶に来てくれた学生もいました。
他にも、初めて人材紹介サービスを提供させていただいた企業さんから、「(イーバリューから紹介してくれた学生が)すごく元気に頑張ってくれているよ。」とお伝えいただいた時は、本当によかったなと思いましたね。
当時は新卒採用を始めたばかりの企業様だったので、大手ナビサイトにも情報を掲載していなかったんです。イーバリューが間に入ることで、そんな企業と学生を繋ぐことができ、さらに学生が元気に働いているというのは何より嬉しいですね。
今後の展望
「就活アドバイザリーサービス」だけではなく、自社開発した「他己分析に特化した就活アプリ Metsukete」等のシステムを通じて、広く学生の自己理解を深めるためのサポートができればと思っています。
最終的には、多くの企業や学生のサポートをしながら、どんな方からも「就活に困ったら、ここに相談すれば間違いない!」と言ってもらえるようなサービスを提供できれば思っています。
実際にサービスを利用した学生の声
内定先:愛知銀行
「就活アドバイザリーサービス」を利用しようと思ったきっかけは?
アルバイト先の先輩が、利用していて紹介してもらったことがきっかけです。
就活を始めた当初は、自己分析のやり方が全く分からなくて、どんな風に進めていけばいいのかと悩んでしました。大学でも就活相談はできたのですが、中々予約が取れなかったり、時間制限があったりして、どうしてもじっくり時間をとって相談することが難しかったです。
「就活アドバイザリーサービス」を利用してみてどうでしたか?
イーバリューさんには自己分析のやり方や面接練習、エントリーシートの添削等を見ていただいていました。
その中でも特に相談していたのは、自己分析です。毎回、1時間くらい面談の時間を設けてくださって、親身になって私の話を深ぼってくださいました。そうやって、口に出して初めて分かったことも多かったですね。
自分の過去の話や真面目な話をすることって、今まで親くらいにしかなかったんですけど、第三者からみた意見を聞くことができたのは良かったなと思います。
あとは、エントリーシートもかなりの数の添削をお願いしていましたが、いつもすぐに返していただいていました。就活で何か困ったら一番に相談できる存在でしたね。
就職活動を通じて変わったことはありますか?
元々、誰かに自分のことを話すことが苦手で、面接練習でも最初の方はどもってしまうことが多かったですね。学校の面接練習で泣いてしまったこともあるほど、あがり症でした。
イーバリューには夏頃から週1、2回くらい通いながら面接練習を重ねて、秋冬くらいにはスラスラ話せるようになりました。その後、愛知銀行に内定をいただきました。
就職活動中、吉田さんには一番お世話になりました。「無償でこんなに親身にサポートをしてくださって大丈夫なのかな?」と心配になるくらいだったので、せめてお礼をお伝えしたいと思って直接会社にお伺いしてお伝えしましたね。
私にとって就職活動は、大変なことももちろんありましたが、色んな視点から自分を見ることができたので、人として成長できた良い経験だったなと思います。
内定先:トヨタ自動車
「就活アドバイザリーサービス」を利用しようと思ったきっかけは?
自分の不安を打ち消すためというのが大きかったです。大学院生ということもあり研究が多忙で、就活を始めるべき時期に何も手をつけることができていなかったんです。そこで、就職活動のプロの方にご相談したいと思い「就活アドバイザリーサービス」を利用しました。
相談いただいた当時はどんなことに悩んでいましたか?
一番困っていたのは、自己分析や自己PRです。就職活動を始めた当初は、弱気で小心者で自分なんて…と思っていました。自信がなく自分をどうアピールしたらいいのか分からない状態でした。
ですが、丁寧なところや、心配症だからこそ用意周到なところ、大学院生までずっと勉強してきたキャリア等、自分では当たり前だったことが、すごいところなんだよと吉田さんや大学の仲間から教えてもらって、自信に繋がりました。
その後もサポートをしてもらいながら、最終的には3月に内定をいただいき、吉田さんにその報告をしました。
「就活アドバイザリーサービス」を利用してみてどうでしたか?
とても熱心で丁寧な対応してくださったと思います。エントリーシートの添削をしてくださったときに「こういう言い回しがいいんじゃない?」と、吉田さんの意見を直接伝えるのではなく、私自身の言葉が出てくるのを待ってくださっていたんです。上手く言葉が出てこなかったときも寄り添ってくださって、ありがたかったですね。
「人から言われた言葉よりも、自分の中から出てきた言葉のほうが自信をもって面接でも話せると思う。」とお伝えいただいたことが今でも印象に残っています。
内定先:豊田合成株式会社
「就活アドバイザリーサービス」を利用しようと思ったきっかけは?
友人からの紹介です。利用したのは、面接が心配でみてもらいたいと思ったことがきっかけです。友達と一回面接練習をやってみたことがあったんです。「まぁ面接くらいできるだろう。」と思っていたら、全然言葉が出てこなくて。話し方や敬語を意識すると、さらに言葉が出てこなくて、「これじゃだめだ。」と思って相談しました。
「就活アドバイザリーサービス」を利用してみてどうでしたか?
僕、本当に最初のうちは結構ダメダメだったので、面接練習をしていただいた際に、率直に「良くないね。」と指摘されました(笑)厳しく伝えてくださったからこそ、刺さるものがあって「ここから、なんとか頑張らないと。」と思ことができましたね。
面接練習では、初心者が間違いやすいポイントを教えていただいて、それができるようになってきたら、さらに細かいところを教えていただいたり、イレギュラーなシチュエーションの面接を対応していただいたりしました。ある程度回を重ねていくと、考えなくてもスムーズに喋れるくらいに上達しました。
あとは、対面での面接練習もみていただけたことも、すごくためになりましたね。この位置まで歩いてきたらどんな風に動いて、挨拶はどうするのか?みたいな細かい部分まで教えていただきました。面接に集中できる環境をつくってもらったおかげで、自信をもって本番に臨むことができました。
実際面接でも、吉田さんに質問していただいた内容が出て「これ、練習した質問だ!」と思いながら答えましたね。
どれくらいの頻度で利用していましたか?
基本はオンライン面談で週1くらいの頻度で利用していました。2月くらいから利用し始めて、3月後半くらいまでは毎週みてもらっていました。その後、第一志望の企業に4月初めに内定をいただいて、就活を無事終えることが出来ました。
就職活動を不安に思っている友人がいるのでイーバリューのサービスを紹介したいなと思います。就活の基礎は、イーバリューさんに任せれば大丈夫という安心感がありますね。
まとめ
「就活アドバイザリーサービス」は、まだまだ始まって間もないサービスですが、現在も多くのご相談をいただきながら、企業・学生の期待に応えるべく、全力を尽くしています。
その根底にあるのはイーバリューの掲げる「顧客と真っ当に向き合い、期待に応えてく。」という価値観です。その想いをもとに、さらに多くの皆様の期待に添えるよう邁進してまいります。