「なんとかしたい」その使命感が自分の新たな強みを生み出していく

環境コンサルティング事業では、処理会社であるパートナー開拓のエキスパートとして活躍する廣岡。コンサルタントとして自身のお客様へ提案するだけでなく、社内のメンバーからも相談を受け、最適なパートナーを選定し提案している。廃棄物処理のマッチングサービスの重要な役割を担う彼に、仕事やお客様とどの様に向き合ってきたのかを語ってもらいました。

語り継がれる選考中の「御社のトイレを確認させてください」

この会社に入社したいと思ったのは、「他の会社とは違うな」と直感で思ったからです。当時、イーバリューの前身である環境・リサイクルを行う株式会社ミズノの選考を受けていました。就職活動で環境系の企業をいくつか受けていく中で、この業界はいわゆる3Kなんだなとイメージを持つようになっていました。でも、説明会にいる社員の方たちの雰囲気や社長が話されているのを聞いて、それが変わったんです。色んな新しいアイデアや取り組みをしていて会社に勢いがあり、この業界を変えようとしているのが伝わってきました。

また、今でも社内で「こんな学生がいた!」と語り継がれているエピソードがあります。それは、選考中に社長へ「御社の社員用トイレを確認させてください」とお願いしたこと。「企業はいいところだけ見せているのではないか?」という考えを持っていて、一番見られては困るであろうものを依頼したんです。もちろん、「どうぞ見てってくれ!」と言われ、綺麗で掃除が行き届いていることを確認し、見えないところまで心配りができていて大丈夫だと確信したのを覚えています。今思い返すと何目線だって思いますね(笑)

「三方良し」の関係を築けることが嬉しい

今の仕事はコンサルタントとして担当するお客様へ廃棄物処理の最適化サービスを提供し、課題やご要望に合わせてパートナー会社(処理会社)をマッチングさせる仕事をしています。また、自分が担当するお客様だけでなく、他のコンサルタントから相談を受け、最適なパートナーを選定したり、必要に応じて新規開拓したりしています。どちらの仕事にも通じるのが、「三方良し」の関係を築けたときに達成感を覚えます。お客様は悩みを解消できて喜んでくださり、パートナーは新たな仕事を得られて嬉しいと思い、自分は会社には貢献できる。この関係性は継続的に良いお付き合いもできて、ビジネスとしてすごく理想的だと思っています。自分が間に入ることでそのwin₋winの関係が構築できて、さらに他のコンサルタントへもつながっていくと嬉しいです。

自分の成果がサービスの根幹となる

自分が一つの成果を出せたと実感しているのは、パートナー開拓を第一線で行い、それらをデータベース化して、今のイーバリューのサービスに必要不可欠なものを作ったことです。今では全国の処理会社の情報を蓄積し、お客様の課題に応じて選定できるようになりましたし、私自身は「パートナーの情報といえば廣岡」と言われるようにもなりました。

ただ、ここに至るまでには社内からも批判的な声もありました。一つひとつ調べて、情報を蓄積していくには時間と手間がかかり、成果もすぐに出ないため、「本当にそれが必要なの?」と言われることも…。でも、他のコンサルタント仲間もパートナー探しに困っているし、もちろんお客様も困っています。そんな状況を目の前で見ていたら「自分がやらなければ」と使命感みたいなものが出てきて、やっていました。加えて、当時は東海圏以外のお客様が徐々に増えてきていました。全国に向けてサービスを展開していくとなったら、絶対に将来必要になると確信がありました。

実際に、先輩が扱う大型案件で自分が色々と動いて見つけてきたパートナーと商談が進み、契約できたときには嬉しかったです。商談自体は先輩が対応しているのですが、その一部で役に立てたんだ、貢献できたんだと思うと、本当にやってきて良かったと思いました。

本気で向き合って変わったお客様やパートナーとの関係性

今でこそコンサルタントとして活動していますが、以前はパートナー開拓専任で、バックサポートのような仕事をしていました。実はお客様との商談や折衝に苦手意識があって…。色んなお客様がいれば、色んな考え方や企業ごとの方針などありますが、それらに向き合えず適切な取り扱いができていませんでした。「パートナー開拓専任だから」「適材適所」という理由をつけて、避け続けていたんです。

しかし、社内体制の変更によって自分も前線に出て営業活動をすることになりました。ちょうどその頃から、若手がどんどん力をつけてきて、仕事の成果としても取り組み姿勢としても刺激を受けるようになりました。かっこ悪いですけど、突き上げに危機感を覚えるようになってきたんです。なので、苦手意識はありながらも、まずはやってみようと思うようになりました。

そんな時に、処理会社20社に相談をしても、お断りをされて困っているお客様を担当することになりました。切羽詰まっている状況を目の当たりにし、今まで自分が中心となって蓄積したパートナー開拓の経験と知識で、何とか力になりたいと思うようになったんです。お客様ともパートナーとも、何度もやり取りをして、何とか解決できないかと必死でした。最終的には、パートナーにこのお客様専用の設備ラインを作ってもらい、安定した処理が実現することに。お客様に喜んでもらえたときは、すごく嬉しかったです。今までの営業活動で、ここまでお客様やパートナーとひざを突き合わせて話をしたことがなかったので、自分としては大きな経験でした。そして、自分でも出来るんだと自信にもなりましたね。

この経験を経て、最近思うようになったのは、当たり前のことではありますが、イーバリューの良さや“真っ当”という価値観を、もっとお客様やパートナーに発信し続けなければということです。それは言葉として伝えるだけではなく、私自身を見ていただいて感じ取ってもらうものもあると思います。なので、立ち振る舞いや考え方が、イーバリューとしてどうあるべきかなどをすごく考えるようになりました。

コロナ禍で気づいた危機感。
このまま歳を重ねるだけでいいのか?

少しずつコンサルタントとして実績が出てきた最中に、コロナで仕事のやり方が大きく変わり、自粛期間は今後の人生を改めて考えるきっかけとなりました。「このまま、ただ歳を重ねていくだけでいいのか?」「若手があんなに頑張っている中で、自分はどうなんだ?」と。自問自答している中で、自分は活躍しながら忙しくもやりがいをもって働いていたいと思いました。「コロナは理由にならない!このまま埋もれたくない!」と。

そこからは、まだまだ取り組み途中ではありますが、自身の能力を上げるために知識をつけたり、目の前のお客様の課題を一つひとつ解決して経験を積んだり、普段の生活から見直しをしたりしています。自分に甘いというか弱い部分が正直ありますが、そういったところも仕事の成果として表れてくると思うので、自分に「それでいいのか?」と問いかけながら正しています。

新しいことが好き。
自分ならではの着眼点で周りに頼られる人物になりたい

今後の展望としては、社内外問わず「彼なら何か良い情報を知っているかもしれない」「相談したら解決するヒントをもらえるかもしれない」と声をかけられる存在になりたいです。今は、「パートナーのことなら」と頼られることが多いですが、その領域を広げていきたいです。そして、分野を問わず、自分ならではの情報や着眼点で、目の前のお客様や仲間の課題や悩みを解決しているのが理想の姿です。新しいことが大好きなので、そういった存在になることで、今までになかった仕事の話が舞い込んだり、新しいサービスや事業へつながったりしていくと考えると、すごくワクワクします。「廣岡さんなら何かやってくれる」そんな風に周りに頼られて、自身の経験や知識で新たな価値の一端を担いたいと考えています。

プロフィール

’11年3月に龍谷大学理工学部を卒業後、イーバリュー株式会社に入社。環境コンサルティング事業におけるパートナー企業の開拓を強みにし、その数は日本全国で110社を超え、それらをデータベース化。お客様のご要望と廃棄物の性状・性質、排出状況等の様々な条件を鑑み、最適なパートナーを提案できるよう努めている。