大企業志望からイーバリューへ。自分にとって、“働く”の本当の軸とは?

コンサルティング事業部に所属する吉田。入社2年目(取材当時)でありながらも、さまざまな仕事を任せられている、イーバリューの中でも特に勢いのある若手社員です。実は彼は、就職活動においては大手企業を志望していたと言います。その中で、なぜイーバリューという道を選んだのか。そして今、なにを感じているか。就活で感じた苦労や葛藤、さらにこれからのキャリアについて語っています。

 

− 学生時代、どのような基準で就職活動をしていたんですか?

就活を始めてすぐの頃は、中小企業には見向きもせず、とにかく知名度の高い大手企業ばかりを受けていました。周りも大手志向の友人が多く、正直、それに流されて動いていたところはありましたね。持ち前の明るさとガッツで大手企業から内定をいただいたのですが、本命だった大手保険会社の最終面接に落ちてしまい、自分の価値観が揺らいだんです。そこで客観的なアドバイスを求めるために、新卒エージェントに相談。その時に紹介されたのが、イーバリューだったんです。

 

− イーバリューのことを、どんな会社だと紹介されたんですか?

「新しい会社で若手が活躍していて、社風もいい」と。僕は、第一志望に落ちたこともあって、まずは素直に話を聞いてみようと選考に進みました。選考を進む中で知ったのが、若手でも大きな裁量を持って主体的に働く先輩がたくさんいること。それと、「2027年までに10人の社長をつくる」という壮大な目標を会社が掲げていたことです。今まで受けてきた大手企業では、なかなか見られない光景にいい意味でショックを受けました。選考が進むにつれて、「会社の規模が大きいとか小さいとか関係ない」「毎日楽しく仕事ができて、自分自身が成長できる場所で働きたい」「自ら手を挙げてチャンスを掴める職場がいい」と気持ちが変化し、最終的に大手3社の内定をお断りして、イーバリューに入社を決めました。

 

− 入社から2年。現在の吉田さんの仕事内容を聞かせてください。

現在は、大きく3つの業務を担当しています。1つは、環境コンサルタントとして大手企業の窓口を担い、廃棄物の処理コスト削減の提案・適正化のサポートを行っています。2つ目は、新サービスである採用支援プロジェクトのイベント設計から企業と学生の集客、運営、フォローまでを一貫して手がけています。そして3つ目が、自社の新卒採用担当として、会社説明会の登壇やセミナー、選考会の対応などを行っています。

幅広い業務を担っていますが、今後は「採用支援プロジェクト」が主業務になっていくかと思います。実は、今年10月から人材紹介業がスタートする予定で、本格的に企業と学生のマッチングを図る、人材事業を始めます。これをイーバリューにとっての新しい柱にするのが、次の僕のミッションです。

 

− これまで仕事の中で、印象的だった出来事はなんでしょうか?

コンサルタントの大先輩である永野さんと一緒に働いたことです。永野さんはキャリアが長く、当社のエース。ある日、永野さんとお客様先へ訪問した時のこと。帰り際、お客様から資料送付や調べ物を頼まれたので、僕はてっきり一度会社に戻って仕事をするのかと思いきや、車の中でパソコンを開いてものの10分で仕事を終えたんです。「イーバリューの仕事って、このスピードでやるのか」ということに驚きました。また、永野さんは目的のためなら、どんなに自分が大変な状況であっても、妥協せずにやり切る。仕事に対して向き合う姿勢も学びましたね。それが今の僕の採用支援の仕事にも活きていると思います。

 

 

− イーバリューでは「真っ当」という言葉を大事にしていますが、吉田さん自身はどう捉えていますか。

自分なりの言葉に置き換えるなら、「愚直」と「素直」でしょうか。愚直とは、お客様に対して期待に応える。一生懸命やる。素直は、人からのアドバイスを受け入れること、ですかね。

実は、入社してからしばらく営業成績が出なかったんです。結果が出ないので、営業って面白くないな、と思っていたのですが、そのことを永野さんに相談したところ、「できないことに目を向けるより、どうすればできるようになるか考えよう」とアドバイスをいただいたんです。それで物事を見る視点が変わり、自分なりに工夫をするようになってから、徐々に結果が出始めたんです。この時に初めて、自分の中で「真っ当」という言葉が理解できた感覚がありましたね。

 

− 今後のキャリア・展望について教えてください。

まず目の前の目標で言うと、1年後には採用支援プロジェクトを事業化させ、軌道に乗せていきたいです。そのために、いい戦略を打って、いいサービスを提供していかなくてはいけない。最終的には「吉田じゃないとできないこと」が増えている状態を目指したいです。そして2年後には、プロジェクトリーダーを任されるぐらいの人物になっていたいです。個人的な強みは、責任感が強いこと。どうやるか、よりも、最後にどうなっているかが大事。結果にこだわる。そこは僕にしかできないことだと自負しています。そしてその先に、自分の目標である「人間味のある社長になる」を叶えていきたいです。ただ単に経営者になるのではなく、冷静さと情熱を持ち合わせ、他者にもいい影響を与えて、人間的に好かれて、社内外問わず信頼される人間であり続ける。それが僕の理想の姿なんです。

 

− プロフィール

名城大学 経済学部 経営学科を卒業。環境コンサルタントとして大手企業をサポートしつつ、人材・採用支援事業にも参画。また自社の採用担当としても活動し、プレゼンターとして学生の前にも立っている。

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