罰則が厳しい廃掃法の相談窓口を求めていた。まさに思い描いた通りのサービス
お客様企業概要


左:山九株式会社 カーボンニュートラル推進部 カーボンニュートラル業務グループ グループマネージャー 氏永 和哉 様
右:イーバリュー株式会社 コンサルティング事業部 マネージャー 佐藤 健
山九株式会社様は、1918年の創業以来「人」と「感謝」という一貫したポリシーを持ち続け、ワールドワイドに様々なチャレンジを続けてきました。現在はグループとしての総合力を活かし、物流、機工、構内操業支援を有機的に結び付けた、世界でも類を見ないビジネスモデル「山九のユニーク」を構築。プラントの企画段階から、設計、建設、重量物輸送、据付、試運転までトータルサポートを提供しています。
今回は、カーボンニュートラル推進部 カーボンニュートラル業務グループ グループマネージャーの氏永 和哉 様へお話を伺いました。
廃掃法は罰則が厳しいにもかかわらず、
相談できる専門家がいない状況に危機感があった
自部門としては、環境関連法規にまつわるリスクから会社を守るのが第一命題です。日常的に法律に基づいた判断が必要になりますが、解釈が間違ってないかの確認ができないという課題がありました。特に廃掃法については、罰則が厳しいのに、相談できる専門家がいないということで危機感がありました。自分たちで調べ、ある程度の知識はありましたが、内部だけではなかなか難しい部分も多く、限界を感じていました。
環境省や自治体に問い合わせをしたこともありますが、教科書のような回答で、結局実務的にはどうすればいいのかが分からず、求める内容ではありませんでした。
ナレッジ・デスクは、まさに理想として思い描いていたサービスだった
イーバリューさんから、オンラインの打ち合わせでナレッジ・デスクをご紹介いただいたとき、頭の中で理想として思い描いていたもの、正にそのままだと思いました。これは使えると判断し、すぐに当時の上司に伝えました。社内の承認を得るのもあまりハードルはなかったですね。今まで自社で取り組んできて、専門家に聞きたいと思った疑問はたくさんありましたし、それを社内で解消するのには限界があるという共通の課題感があったからだと思います。
使ってみたら、気が楽になった
実際に使い始めて、気が楽になりました。気軽に相談できるのはやはり大きいですね。期待通りの使用感でした。時には現場からの資料をそのままアップすることもあって、分かってください!という気持ちのまま、率直に書いています。現在は、年間で法的な解釈を必要とする疑問点は40件ほどです。
現場から思いもよらぬ角度からの質問があることも
コーポレート側を担う人間として、真摯に対応したい
今まで特に疑うことなく行ってきた要素について、現場から「なんでですか?」と聞かれると、困りますね…。思いもよらぬ角度からの質問というか…。法的には現在のやり方で問題ないはずなんだけれど、理由を問われると分からない。そして、ネット上で根拠を探しても、見当たらない。そういう内容をナレッジ・デスクで質問することが多いですね。
なんとなく、結論は分かっているケースもあるんですよ。でも、現場に回答するときに「理由は分からないけど、とにかくこうだ」と伝えるのは、コーポレートの人間と現場の人間との信頼関係のためにも極力避けたいんです。現場からはストレートでスピーディな回答が求められる。得たい回答が得られなかったり、もたもたしていたりとなると、次第にコミュニケーションが断絶する事態にもなりかねない。そういった意味では、ナレッジ・デスクの回答はスピーディなので、助かっています。
ナレッジ・デスクの利用によって、現場の質問への回答の幅が広がった
社員教育のサポートも再度検討したい
現場からの質問に対する回答の幅は、確実に広がりましたね。イーバリューさんとのQ&Aの内容を、スクリーンショットをとってそのまま現場担当者へ送るという使い方もしています。あとは、私自身も質問への回答を見て「そうか!」と新たな気づきになったシーンもありました。やはりどこにも書いていないことを、今までの経験なども踏まえて、論理立ててご説明いただくので大変参考になります。
そういった意味では、イーバリューさんで提供していただいた社員教育のサポートも同じですね。2023年度に出張研修を依頼しました。弊社では、毎年、廃棄物に関する教育を自社内で企画していて、講師も社員でやっています。外部研修をやっていただくと、専門家の方がどういった論理で契約書やマニフェストについて解説するのか…という点が、受講者としても、研修を企画する側としても参考になります。2回目の実施も検討したいと考えています。
氏永様、事例掲載にご協力いただき、ありがとうございました。
今後も、イーバリューはお客様の期待に向き合い、コンサルティングを通してサポートいたします。
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