本当に活用できる研修とは?イーバリュー式・アウトプット研修

企業では、新人研修、マネジメント研修など、さまざまな研修が行われています。しかし、せっかく研修を行っても「実務に結びつかない」「研修のまま終わってしまう」ということも少なくありません。そこでイーバリューでは、学びを最大限に活かすために「アウトプット研修」を行っています。今回は、その研修の特徴や事例をご紹介します。

アウトプット研修とは、社員が主体となり企画・開催する研修

年単位で計画された研修とは別に、現場で働く社員自身が実務に活かせる内容の研修を企画しています。まずはマーケティング理論や時事、ビジネススキルなどテーマを決めて、企画者から指定された書籍や参考動画から知識をインプットします。そして、事前に提示された論点に沿って学んだことや、調べてきたことを発表します。また、ディスカッションの場だけでなく、内容によってはワークを行うこともあります。研修内容は、事業領域の拡大や新プロジェクト発足など、社内の変化に合わせて「今、自分たちの実務に活かすために必要なもの」を取り入れています。

アウトプット研修開催の背景

この研修が生まれたのは、私たちがビジネスにおいて求められるレベルが上がってきたことがきっかけでした。ビジネスの事業ドメインが「環境」だけにとどまらず、「人材」、「社員教育」と大きく広がっていきました。それに伴い、社員が企業の環境部内の担当者だけでなく、採用担当や、経営層の方など幅広いお客様と関わるようになりました。そこで業務の知識だけではなく、マーケティング知識や時事などの教養を身に付けることで、お客様と「対等に」「より深い」話ができるようになることを目的に開催されるようになりました。

 

アウトプット研修の特徴

①アウトプットを重視する

一般的な研修では、一方的に話を聞く講義形式が多く、受講者は決められたものを長い時間をかけて聞いているだけということも多いです。しかし、インプットだけでは知識が定着しにくく、本当に力がついたのかも分かりづらいものです。そのため、イーバリューでは一方通行になりがちな座学研修ではなく、アウトプット重視の研修が企画されます。研修の場でアウトプットするので、事前に課題図書を読んだり、調べたりとインプットしていることを前提に進めています。学んだことを誰かに説明できると、理解していることが第三者から見ても分かります。加えて、自分が得た情報を研修内で発信・共有することで、周りから新たなフィードバックをもらうことができ、自身の気づきや学びをさらに深めることが出来ます。

 

②知識が実務に直結する

イーバリューでは研修で学んだことを日常に落とし込み、実務に活かすというのが基本です。そうした考えから、アウトプット研修では実務をもとにしたワーク研修を行うこともあります。例えば、自社のWEBサイトを、WEBマーケティングの観点から考察し、ワークをしながら改善提案をするといった研修を行ったことがあります。WEBサイトの運用担当だけでなく、営業部門のコンサルタント等も一緒に行います。その研修が“どれだけ本人や会社の成長になるか”という点を重視し、実務に直結した内容を企画します。

③必要な時に、必要な人が学ぶ

一般的には、年単位で研修計画を立てる企業が多いのではないでしょうか。しかし、イーバリューでは年間で計画されたものや経年や立場によって定められているものに加えて、「会社にとって今どのようなスキルや考え方が必要か?」を考慮し、臨機応変にスケジューリングします。また、人事・教育担当だけが研修を企画するのではなく、社員全員で必要なものを考えたり、提案できる機会があり、企画担当もその都度、経年関係なく決めます。入社3年目の若手社員が企画や、研修中のファシリテーションを行うこともあります。現場で働く社員自身が企画することで、より実務に活用できる研修を実現することができます。

 

実のある研修でなければ意味がない

先述したポイントを押さえた研修にしようとすると、企画する側も十分な準備が必要です。情報収集をしたり、いくつかの本を読んで課題図書を選定したりします。グループワークを行う場合は、企画メンバーでシミュレーションをして、このワークで本来目的としていることを学べるか、研修がスムーズに進行できるかなどを確認します。ミーティングの段階では大丈夫だろうと思っていても、実際にやってみると狙い通りにならなかったり、思わぬところでつまずいたりします。
社内研修といえども、参加するメンバーにとって本当に意味のある研修になっているかどうかをシビアに見ていきます。

実際の研修例と参加者のコメント

①『「数字で考える」は武器になる』著:中尾隆一郎

グループワーク:フェルミ推定(※)から導き出した数値をもとに、会社として取得必須の資格は本当に取るべきなのか?を考える
(※)実際に調査することが難しい数量や規模をいくつかの手がかりをもとにしながら、最低限の知識で論理的に概算すること。

社員のコメント
グループワークで身近な事例を取って、フェルミ推定していくことで「数字を使って物事を考えるとはこういうことか」とイメージできるようになりました。また、自分の業務で推定できるものはないか?と思い、当時行われていた営業施策をフェルミ推定を用いて有効なのか考えてみました。プロセスごとに分け、数値で分析することによってボトルネックを発見できたことが自信になっています。

 

② 『BtoB WEBマーケティングの新しい教科書』著:渥美英紀

グループワーク:プロジェクトごとにWEBマーケティングのメソッドを活用して営業戦略を考える

社員のコメント
研修内で、現在の営業プロセスを上流過程と下流過程に分けて、現在はどのように顧客が流入しているのか、理想はどうなると良いのかをワークで考えました。グループワーク時に、普段営業をメインで行うコンサルタントメンバーだけでなく、ドキュメント作成やWEBマーケティングを担当するメンバーと意見を出し合えたことで自身の気づきが多かったです。今までは弱い点を感覚的に把握していましたが、自分の中でしっかりと「図化」でき、営業プロセスの中で強化できるところを把握できました。

まとめ

イーバリューではその時々で必要な力を身に付けるための研修を、社員自らが考え行います。自分たちが、今必要なことは何かを考えて企画するため、学びが深まります。また、座学ではなくディスカッションやワーク等を通して「アウトプット」することで、身について実務でも活かすことができます。社員研修は社員の成長を促し、企業を発展させるために必要なものです。より、成長を実感できる研修として「アウトプット研修」を参考にしてはいかがでしょうか?

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