「最強の組織をつくる」 それが、自分の働いた証

イーバリューに入社して14年目の永野(取材当時)。今では、ベテラン社員として自分の領域に捉われず、次々と新しいビジネスを確立させ、イーバリューになくてはならない存在として価値を発揮しています。とにかく仕事をこなしていく営業マン時代から、四苦八苦しながら新しいビジネスに挑んでいった、そんな永野の軌跡をたどっていきます。

エネルギッシュな社長に惹かれて入社

入社のきっかけは、エネルギッシュな社長に出会ったことでした。地元で開催していた合同説明会に参加したのですが、参加している企業の担当者も学生もパッとせず、面白くなさそうだなと思って帰ろうとしていたんです。その時、前のめりになって学生に説明をしているエネルギッシュな担当者が、当時の社長でした。このブースだけ熱量が違っていて、学生も多く集まっていました。熱く語る姿と、その内容に惹かれ思わず聞き入っていました。

自分は、仕事するならバリバリ働きたいという思いがあったので、「ここなら、そんな仕事ができるんじゃないか」と感じて入社を決めました。

がむしゃらに仕事をこなした営業マン時代

今でこそ、イーバリューでは変化や臨機応変さが求められますが、当時はその逆。営業の決まったやり方があって、型通りにやる仕事が多くありましたね。営業の仕事の中で印象に残っているのは、50コール。名前の通り1日50件の企業を飛び込みで訪問していました。「仕事ってこんな風にしていくんだな」と思いながら行っていましたね。

その時は、もっと営業ができるようになりたいという思いがあって、社長にご相談すると、「それなら」と営業のイロハを教えていただけることになったんです。休日に社長に時間をつくっていただき、基礎を叩き込んでもらいました。それを業務に活かしていくことで、どういうプロセスだと成功するか、このタイミングは逃したらダメといった、営業のイロハが分かるようになりましたね。お客様から嬉しいお言葉をいただけることも増えて、仕事が順調に進み、社長のおかげで「あぁ、仕事って面白いんだな」と思えるようになりました。

クライアントの課題解決から、新しい領域へ

自分の仕事を一言でまとめると、企業の課題解決をサポートするコンサルティングです。
その中で、廃棄物管理、社員教育、システム開発など、幅広いご相談をいただいています。廃棄物管理コンサルティングでは、廃棄物管理に課題を感じている企業に対して、コスト削減やリスク分散先をご提案しています。社員教育では、お客様からヒアリングした要望をもとに、動画コンテンツの制作や、システム会社と共同でeラーニングシステムの開発を行っています。

企業へのコンサルティングは、何もかもが初めての経験

今でこそコンサルティングが主な業務ですが、はじめてお客様へ提案し、サービスとして提供したことは今でも記憶に残っています。その頃は、廃棄物処理で困っているお客様に、最適なパートナー会社を提案する廃棄物のマッチングサービスをほんの少し経験した程度で、企業のコンサルティングをする能力なんて、まだまだ十分ではなかったんです。

ある時、マッチングサービスで契約になったお客様から「自社の廃棄物管理の体制を見直したい」という課題を伺ったのですが、今まで自分がやってきたマッチングとは全く違う領域の話に戸惑いました。お客様に対してイーバリューとして何ができるかをまずは社長に相談し、できることを模索しながら必死に対応したのを今でも覚えています。お客様の要望に合わせて廃棄物管理のシステムと仕組みを提供するために、提携できるシステム会社を探して、プランを組んで、提案書をまとめて…と。何もかもが初めてのことばかりでしたね。

社長とお客様へコンサルティングを提供していく中で、本当に色んなことを経験させてもらいました。一番学んだことは未知の領域へ挑戦する姿勢です。「そこまでやるの!?そこに首つっこむの!?うちの領域と違うよね?」という、驚きの連続でした。そんな中で、四苦八苦しながら愚直にやった結果、「自分の限界を決めない。自分自身に定義づけをしない」ということを学びましたね。今、担当している業務のシステム開発や動画教育は、自身で新しい領域を開拓して提供しているサービスです。自分の限界を決めなかったからこそ、新しい領域に挑戦して、新たなサービスやビジネスを提供できるようになったのかな、と思います。

仕事の中でワクワクするのは、新しいニーズをビジネスとして昇華すること

コンサルティングを行う中でも、やりがいを感じる瞬間は色々ありますが、お客様の新たなニーズをビジネスとして昇華させられたときが、一番ワクワクしますね。以前、自分が担当しているお客様に、アンケートを送る機会があったんです。

その回答の中で「イーバリューさんに相談したら、何かしら返してくれる」「漠然とした課題を伝えても、きちんと解決策を提案してくれて、それが非常に高い確率でビジネスに繋がっている。だからこそ、ここなら任せても大丈夫だという信頼をしている」と言われたときはすごく嬉しかったですね。自分のやってきたことが実ったんだなと思うと、コンサル冥利につきます。さらに、誰もやったことがない領域が、会社の新しい事業やサービスとして展開されていくと、働くメンバーの仕事の幅も広がるんですよね。それによって、若い世代がのびのびと働けるような環境を自分がつくれたと思うと「よっしゃ、やったぜ!」という気持ちになります。

自分がガンガン営業するだけではなく「育てる人」になる

営業のやり方が分かりはじめて、自分がどれだけ成果を出すか?と、ガンガン営業に打ち込んでいた頃、社長に言われた一言から「人を育てる」ということを意識し始めました。その日も1日営業して、こんな成果がありました、と社長に報告をしたときに「永野は成果を出しているが、本当に仕事ができるのは成果を出しながらも下や後輩を育てられるやつだ」と言われたんですよ。でも、その当時の自分は、「自分が営業して、成果を出して一番になるんや!」と思っていたので、すぐには腹落ちしませんでした。

なぜ社長がそんな言葉を言われたのかなと振り返ると、当時は、自分がやっていくんだという思いが強すぎて、それが悪い方へ表に出てしまい孤立していたんですよね。社長はそんな私に、危うさを感じて「人を育てる」ということを伝えてくださったのかもしれないです。

それから2、3年もすると、若手社員がどんどん入ってきました。入ったばかりの新人なので「中々、仕事を覚えてもらえない」「戦力になるのは時間が掛かるな」と、思うこともあって、若手の育成にはかなり悩みましたね。ですが、チームを組んで仕事を動かすことも多くなり「どうやって後輩の力量を上げていくか?」ということを考えざるを得ない状況でした。また、自分一人で成果を出して組織を引っ張っていくのは、限界があると思いましたね。

そんな中、管理職を対象とした社外セミナーに参加しました。その時の講師の方から「あなたはどれだけ後釜を作れていますか?任せられる人を作れていないから、自分が本来やらないといけない仕事ができなくなるんです」と言われたことが、すごく刺さりました。改めてチーム全体というか、組織全体として勝ち上がっていくことの大切さに気づき、「自分はもっと後輩を育てて、会社に還元しないとダメだ」と思いましたね。

社長との約束「最強の組織をつくる」

私が目指しているのは、社長と約束した「最強の組織をつくる」ことです。
その言葉を社長からいただいたのは、会社の重要な式典でした。社員一人ひとりに向けてメッセージカードが配られ、私のメッセージには「最強の組織をつくろう。任せた、永野」と書かれていたんです。そんな風に思って、メッセージをいただけたことが光栄だなと思いましたね。

私自身が思う最強の組織とは、メンバーそれぞれが得意分野で能力を発揮することで、やりがいや達成感を感じていく。そして、自分の領域を広げて仕事の面白さを感じながらイキイキ働いている。そんな組織が強いんじゃないかなと思います。なぜなら、自分もそうでしたが、やっぱり人ってやりがいや達成感などの成功体験を通して、ビジネスマンとしても、人間としても大きく変わっていくと思うんですよね。

自分も働いている中で、嫌な思いや苦しい経験もしましたが、それ以上に仕事の面白さとか「あぁ、やってよかったな」という思いを、誰よりも味わいました。せっかく仕事するなら、同じ会社に入社して一緒に働くメンバーには、ぜひそんな経験をしてもらいたいですし、私自身が下の世代へつないでいく責任があると感じています。そして、そんなメンバーで勝ち上がっていける組織であれば、最強の組織に近づいていけるのかと思います。

とはいえ、「最強」ってたどり着くものじゃないと思うんですよね。強い組織に成長しても、また次、その次と終わりはなくて、たどり着いたその先がある。だからこそ、面白くてチャレンジし甲斐がある目標だなと思っています。そんな風に最強の組織を追い求めながら、誰かの人生にちょっとした良い影響を与えていく。それが自分の働いた証です。

プロフィール

07年3月にイーバリュー株式会社に入社。環境コンサルティング事業で培った経験をもとに、現在はeラーニングシステムの開発および社員教育事業のコンサルタントとして活動。常に、お客様が何を課題とし、自分たちがどう応えられるのかを考え、行動を起こしていくことをモットーとしている。

保有資格:内部監査士 第16687号 (一般社団法人 日本内部監査協会)